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換気は空気という目に見えないものを動かすことであるため、普段はほとんど意識することはありませんが、計画的に新鮮な外気を室内に取り入れ、室内の汚れた空気を外に排出することは、居住者の健康を維持するうえで非常に大切な役割を担っています。
今ではあまり話を聞かなくなりましたが、新築住宅に入ると建材の臭いなどで体調が悪くなったりするシックハウス症候群や化学物質過敏症が、社会問題になったことがありました。住宅に使った建材や塗料、接着剤から放散される有害化学物質・VOC(揮発性有機化合物)が原因とされ、国土交通省では建材などに含まれるVOCの放散量を規制するとともに、1時間に家の中の空気を外の空気と半分入れ替えることができる機械換気の設置を義務付けました。
しかし、機械換気が計画的に行われるためには、高い気密性が必要。実際に気密性が低いばかりに、給気口から所定の新鮮外気を室内に入れることができず、家の中がほとんど換気されていなかったケースもあるようです。当社が高い気密性を目指す理由の一つがここにあります。
また、積雪寒冷地では冬に直接外の空気を室内に入れると、寒さを感じてしまい、給気口を閉じてしまうことがあります。そうなると室内の汚れた高湿な空気が排出されず、臭いがこもったり、結露が起こりやすくなることになります。
当社では給気による寒さを解消するため、給気する新鮮外気に排気する室内の汚れた空気の熱を受け渡す第1種熱交換換気システムを標準採用しています。新鮮外気が加温された状態で室内に給気されるため、寒さを感じることはなく、暖房エネルギーの削減にもつながります。